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タンクレストイレ徹底比較!メーカー別の選び方
投稿日:2024年12月13日タンクレストイレへのリフォームを検討されている方向けの記事となります。
本記事では、主要メーカーであるLIXIL、TOTO、Panasonicのタンクレストイレを徹底比較し、選び方のポイントをリサイクルショップ サウスリーフのスタッフが解説します。
まずは、各メーカーの特徴と機能、デザインの違いを検証。
さらに、おすすめのタイプ別で節水性能や電気代の比較も行います。
清潔感をキープできるよう、掃除・除菌機能を徹底調査。
加えて、デザインや形状、素材選びの重要性にも触れます。
リフォームに際してのポイントや注意事項、メリット・デメリット、使い勝手なども詳細に解説。
最後に、各シリーズごとの機能比較や価格・費用についても知っておくべき情報をお届けします。
本記事を読むことで、理想のタンクレストイレ選びができるはずです!お見逃しなく。
タンクレストイレ徹底比較!メーカー別の特徴と違い
タンクレストイレは、従来型のトイレに比べて掃除がしやすく、節水性能も高いため、多くの方に選ばれています。
まず、機能面では、各メーカーが独自の技術を持っています。
例えば、LIXILの「サティス」は、水流の形状を工夫し、便器鉢内を強力な水流が隅々まで回ることで、洗浄力を向上させています。
TOTOの「ネオレスト」シリーズは、水玉に空気を含ませるワンダーウェーブ洗浄を採用。少ない水でもたっぷり感のある洗浄を体感できます。
Panasonicの「アラウーノ」シリーズは、有機ガラス系素材を便器に採用し、汚れが落ちやすいのが特徴です。
デザイン面では、LIXILのサティスシリーズはコンパクトなデザインが空間を広く見せる効果があります。TOTOはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、Panasonicは機能性とデザイン性を両立した製品が多いです。
以下では、LIXIL、TOTO、Panasonicのそれぞれの特徴を詳しく見ていきます。
LIXIL vs TOTO vs Panasonic:主要3社の機能とデザインを検証
LIXILは全機種に2本のノズルを搭載。
お尻洗浄用とビデ専用ノズルと分かれており、女性の支持が高いタンクレストイレです。
最新モデルのサティスXは、トイレ自らが掃除をしてくれます。
泡クリーン機能では、便器鉢内をたっぷりの泡でつけ置きすることができます。
また、フロートトイレでは、便器が床に付かないタイプの便座で、掃除が容易です。
デザイン面でも人気が高まっています。
TOTOのネオレストは、特殊な陶器を使用し、汚れが付きにくいことが特徴です。
便器はフチなし形状のため、お掃除がしやすいデザインなのも人気のひとつです。
上位モデルでは、少ない水でたっぷり感のある洗浄を実現したエアインワンダーウェーブ洗浄や、便器やノズル、便器を自動殺菌できるきれい除菌を搭載しています。
デザインは、シンプルで美しいフォルムが魅力です。
Panasonicの最上位モデルL150シリーズは、家電メーカーならではのナノイーXやオゾンウォーターなど最新技術を搭載。
また、LED間接照明や自動便座開閉機能など、使い心地にこだわった製品が多いです。
デザイン面では、便フタに様々なカラーが揃っており、室内空間に合わせて選べるのも人気のひとつです。
清潔感をキープ!各社の除菌・掃除機能を徹底調査
トイレの清潔さは快適な住まいの大切なポイントです。
各メーカーは除菌・掃除機能に力を入れており、消費者が選ぶ際に重要な要素となっています。
- TOTOのネオレストは、きれい除菌水が便器内やノズルを自動で洗浄し除菌することが可能です。
- LIXILのサティスは、便器にアクアセラミックを採用。傷がつきにくく、銀イオンによる抗菌パワーにより細菌の増殖を抑えることが可能です。
また最上位モデルのサティスXでは、スゴ泡洗浄や極みトリプル水流によって、便器鉢内を自動で洗浄してくれます。 - パナソニックのアラウーノは激落ちバブルやオゾンウォーター、ナノイーXなど除菌・掃除機能が充実しています。
また、節水型商品も多くリリースされ、水量が省かれたタイプでありながら高い洗浄力を発揮しています。
各メーカーの除菌・掃除機能を比較する際には、以下のポイントを確認してみましょう。
- どのような技術が採用されているか
- グレードによる機能の有無
- 前述したメリット・デメリット
最適なトイレ選びのために、事例や評価を参考に検討してみてください。
デザインも重要!タンクレストイレの形状と素材選び
タンクレストイレは、機能面だけでなくデザインも重要です。
主にマンションリフォームで人気なのはスリムでシンプルな形状で、空間を有効活用できます。
素材選びでは、陶器製の便器が一般的ですが、汚れが付着しにくい特殊な素材を使用した商品も増えています。
デザイン性が高いトイレは、おしゃれな空間を演出することができます。機能と併せて、形状と素材選びを検討しましょう。
タンクレストイレリフォームのポイントと注意事項
タンクレストイレリフォームには以下のポイントがあります。
- 既存のトイレとのサイズや形状の違いに注意
- 排水方法や配管位置を確認
- 住宅やマンションに応じた施工方法の選定
- 必要な予算や費用を把握
- 施工業者の選定
特に排水管位置、排水芯の確認は重要です。
古い公団住宅の場合、壁排水が採用されていることが多く、排水芯は155mmが一般的です。
マンションや一戸建てで1995年以前に設置されたトイレは排水芯の可変タイプ(リモデル・リトイレ)を、1995年以降に設置されたトイレは排水芯200mmが一般的です。
リフォーム前に複数の業者に相談し、見積もりや提案を比較して検討することが大切です。
停電時の対処法も知っておこう:タンクレストイレの使い勝手
停電時にタンクレストイレは通常の機能を果たせないため、対処法を知っておくことが重要です。
まず、停電時には手動で水を流す方法が効果的です。
TOTOのネオレストには本体側面のサイドカバーを外すことで、緊急排水用のレバーが設置されています。
レバーを30秒以上引き続けることで排水が可能です。
また、乾電池での電気供給が可能となっています。
LIXILのサティスSは本体側面のサイドカバーを外すことで停電時の排水用のレバーを確認できます。
また、サティスGは本体上部のカバーを外すと排水用の赤いレバーが設置されています。
パナソニックのアラウーノは、本体側面のカバーを外すことで緊急排水用のハンドルが確認できます。
ハンドルを時計回りに回すことで、停電時でも排水が可能です。
排水完了後はハンドルを反時計回りに戻す必要があります。
また、排水後は下水の匂いが上がってきてしまうため、バケツなどで便器鉢内に水を溜めてください。
停電時に乾電池での電気供給ができるTOTOのネオレストは便利ですね。
快適なトイレ空間へ!手洗い場設置の検討
快適なトイレ空間を実現するために、手洗い場の設置がおすすめです。
手洗い場を設置する際には、水道管や排水設備の整備が必要です。
そのため、手洗い場の設置を諦める方も多くありません。
しかし、パナソニックのアラウーノVでは手洗い付タイプのタンクレストイレが用意されています。
TOTOのレストパルやLIXILのJフィットシリーズでは、タンク部分をキャビネットに隠すことでタンクレストイレのようなデザインを実現。
キャビネット上に手洗い器も確保できます。
前もってチェック!水圧や排水方式などリフォーム前の確認ポイント
トイレリフォーム前に確認すべきポイントがいくつかあります。
まず、水圧をチェックしましょう。
トイレの水圧が低い場合、節水モデルのトイレは排水不良や洗浄力の低下が起こる可能性があるため、適切な水圧を確認しておくことが重要です。
次に、排水方式を確認しましょう。従来の床排水と壁排水の違いを理解し、リフォーム時に適切な方法を選択する必要があります。
排水芯の位置もチェックしておくことが望ましいです。
さらに、トイレ設置スペースの確認も必要です。
ドアの位置や広さによっては、希望するタンクレストイレの設置、リフォームが難しい場合があります。
最後に、リフォーム費用を検討しましょう。
工事の規模や商品のグレードによって費用が変動するため、事前に予算を立てることが大切です。
トイレのリフォームの際は、床や壁紙も一緒に交換されることをおすすめします。
価格と費用について知っておこう
トイレリフォームの価格と費用については、商品の種類やメーカー、リフォームの規模によって大きく異なります。
エントリークラスのタンクレストイレであれば、10万円程度から販売されています。
高機能な最上位モデルのタンクレストイレでは30万円以上となっています。
また、リフォーム工事の費用も考慮する必要があります。
工事費用は、取り替え工事が5万円程度、給排水管の移設が必要な場合は10万円以上が目安です。
また既存トイレの処分費用が別途発生する可能性があります。
さらに、付帯工事として床や壁の補修や、手洗い器の設置なども費用に影響を与えるポイントとなります。
さらに、省エネ効果や水道料金の節約も価格と費用を考える上で重要です。
節水型のタンクレストイレでは、従来トイレの約3分の1の量の水量で流すことができるモデルもあります。
トイレリフォームの価格と費用を検討する際には、予算や機能性、デザインなどを総合的に判断しましょう。
また、リフォーム会社との相談や見積もりを活用して、最適な選択を行いましょう。
費用を抑えるコツ!トイレ交換・リフォーム費用の節約方法
トイレ交換・リフォーム費用を節約する方法を紹介します。
まず、施工会社を比較し、相見積もりを取ることが大切です。
無料相談や見積もりサービスを利用し、適正な費用を把握しましょう。
また、必要な機能を選びましょう。
各メーカーのタンクレストイレには機能によってグレードが分かれています。
適切なグレードのタンクレストイレを選ぶことで費用を抑えることができます。
各シリーズごとの評判と口コミから見える違いを紹介
各シリーズの評判や口コミは、選び方の参考になります。
例えば、TOTOの「ネオレスト」シリーズは、高機能ウォシュレットの評価が高く、メリットとして機能性が挙げられますが、デメリットとして価格が高いことが指摘されることがあります。
一方、LIXILの「サティス」シリーズは、デザイン性が高く評価されており、特にコンパクトな空間への設置が可能であることが魅力の一つです。
各シリーズの特徴を総合的に比較し、口コミ情報を参考にしてタンクレストイレ選びをしましょう。
タンクレストイレ選びのまとめ:適切な知識で満足度の高いトイレ選びを!
タンクレストイレを選ぶ際には、各シリーズの機能やデザインを理解し、口コミや評判を参考にすることが重要です。
適切な知識を持って選ぶことで、満足度の高いトイレが見つかります。
更に、各メーカーの相談窓口やリフォーム会社の相談を利用することで、適切な選択が可能となります。
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